観るものを見ず、触れるものに感じず
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突然大地がうねったあの大地震から早いものでもう1週間が経ったらしい。
思い起こせば1日1日は苦しかったが、今この地点に立ってみると早かったなと感じる。
この程度の苦しみでそう書くと、特に原発で文字通り頑張っている人や家が流されてしまい安心出来ない人達に怒られそうだが、今現在の私も比較的軽いとはいえ苦悩しているので許して欲しいと思う。
地震発生時、港の屋外に仕事で立っていた。
始めは随分と大きい地震だなと思ったが、次第に振幅は増していき視界が揺れて不明瞭になってくる。
すると直立することが困難になり、異常事態を認識した。
揺れが収まると同時に施設からは大勢の人がどっと出てくる。2呼吸おいて飛んでくる無線。
「非常事態、非常事態。―――に避難させますが……」
現場では正午を回っており、イベントの内容が食べ物の祭典だったため、徐々に退場していく客が増え始めたところだった。
空は曇り始め、寒くなってきていた。
避難誘導のマニュアルに従い、施設から全ての人を出す。
その後、津波の恐れがあるとして隣の施設へ誘導するが…
何人もの人が駐車場へ向かい、自家用車で逃げようとしていた。
その度に我々は彼らを呼び止め、安全な避難所を案内する。
もちろん強制はできないので無理強いはできないのだが、業務として、人として人命を優先した案内をしつこくする。
それが、津波のやってくる直前まで続いた。
我々は生身だし、いつまでも案内に従ってくれない人に構っては居られない。
普段ならもっとしつこく行くところだが、今度は自分たちの命が懸かっている。
引き際を見計らい、退避した。
直前に逃げ出した人は助かったのか分からないが、道は渋滞していたし、南北方面でなく西に逃げ延びたことを祈る…。
その後も避難所での業務は続く。
避難者の誘導、施設職員との連携、安全区画の確保等…。
電気は来ないし、情報は錯綜、避難者がパニック状態で手に負えなかったり…。
でも意外に「コアラのマーチ」は腹に貯まるらしい。
そんなことがありながら、やっと帰ってきたマイホーム。
思った以上にキレイでよかった。モノは床に置くに限るなぁと実感した。
帰ってきた時間がもう日暮れ時だったので、早々に片付ける。
電気が来ていないと知っていたためだ。
夜になり、ローソク生活。ごはんは会社からもらったお菓子。
すると、電力会社が頑張ってくれたからだろう、ローソクが1本燃え尽きる前に電気復活。
非常に助かった。水も辛うじて出ていたし、恵まれているなと感じた。
次の日にはネットが繋がるようになり、情報を友達らに提供する手伝いを。
正直なところ、あんまり役に立っているような手応えはなかったのだけれども、自分にできることはそういったハブ的な役割だろうと思い、根気よく続けていた。
現在。未だに友達の一人と、祖父母の行方が分かっていない。
来週からは復興に関係するような仕事もあるらしいという噂だし、身内を案じてじっとなんてしていられない。
誰かのために何かしたくて仕方ない。
あの時…車を乗り換えようと考えていた時……2tトラックにしておけば良かった……orz
思い起こせば1日1日は苦しかったが、今この地点に立ってみると早かったなと感じる。
この程度の苦しみでそう書くと、特に原発で文字通り頑張っている人や家が流されてしまい安心出来ない人達に怒られそうだが、今現在の私も比較的軽いとはいえ苦悩しているので許して欲しいと思う。
地震発生時、港の屋外に仕事で立っていた。
始めは随分と大きい地震だなと思ったが、次第に振幅は増していき視界が揺れて不明瞭になってくる。
すると直立することが困難になり、異常事態を認識した。
揺れが収まると同時に施設からは大勢の人がどっと出てくる。2呼吸おいて飛んでくる無線。
「非常事態、非常事態。―――に避難させますが……」
現場では正午を回っており、イベントの内容が食べ物の祭典だったため、徐々に退場していく客が増え始めたところだった。
空は曇り始め、寒くなってきていた。
避難誘導のマニュアルに従い、施設から全ての人を出す。
その後、津波の恐れがあるとして隣の施設へ誘導するが…
何人もの人が駐車場へ向かい、自家用車で逃げようとしていた。
その度に我々は彼らを呼び止め、安全な避難所を案内する。
もちろん強制はできないので無理強いはできないのだが、業務として、人として人命を優先した案内をしつこくする。
それが、津波のやってくる直前まで続いた。
我々は生身だし、いつまでも案内に従ってくれない人に構っては居られない。
普段ならもっとしつこく行くところだが、今度は自分たちの命が懸かっている。
引き際を見計らい、退避した。
直前に逃げ出した人は助かったのか分からないが、道は渋滞していたし、南北方面でなく西に逃げ延びたことを祈る…。
その後も避難所での業務は続く。
避難者の誘導、施設職員との連携、安全区画の確保等…。
電気は来ないし、情報は錯綜、避難者がパニック状態で手に負えなかったり…。
でも意外に「コアラのマーチ」は腹に貯まるらしい。
そんなことがありながら、やっと帰ってきたマイホーム。
思った以上にキレイでよかった。モノは床に置くに限るなぁと実感した。
帰ってきた時間がもう日暮れ時だったので、早々に片付ける。
電気が来ていないと知っていたためだ。
夜になり、ローソク生活。ごはんは会社からもらったお菓子。
すると、電力会社が頑張ってくれたからだろう、ローソクが1本燃え尽きる前に電気復活。
非常に助かった。水も辛うじて出ていたし、恵まれているなと感じた。
次の日にはネットが繋がるようになり、情報を友達らに提供する手伝いを。
正直なところ、あんまり役に立っているような手応えはなかったのだけれども、自分にできることはそういったハブ的な役割だろうと思い、根気よく続けていた。
現在。未だに友達の一人と、祖父母の行方が分かっていない。
来週からは復興に関係するような仕事もあるらしいという噂だし、身内を案じてじっとなんてしていられない。
誰かのために何かしたくて仕方ない。
あの時…車を乗り換えようと考えていた時……2tトラックにしておけば良かった……orz
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プロフィール
HN:
sellith
年齢:
39
性別:
非公開
誕生日:
1986/07/21
職業:
吟遊詩人
趣味:
物思いに耽る
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