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観るものを見ず、触れるものに感じず
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何を考えてそう発言したのか、全く理解出来ない。

「石油製品の供給は需要を上回っており、要求を十分に満たしている」

そりゃあ首相官邸から一歩も出ずにペーパーだけ読んでりゃそういう発言もできますわな。
被災地の状況をその目で見てみればいい。東京だって酷いという。
スタンドに連なった長蛇の列を。

実際に手に入るかも分からない列に並んで1日を潰す。
これが何の国益になるというのか。

販売が以前の水準に回復するまでスタンドに販売を自粛させるとか、コンビナートにある分を空にしてでも列を解消させるとか、やれることは他にもあったはずだ。

なのに、データだけを読み上げる無能な政治家に段々腹が立ってきた。
供給が何リットルで、需要が何リットル…。
それは一体何の値なのだ?!
日々変動する物流を、どうやって数値化したのか。
そんな疑問は最早問題じゃない。
それに一体何の意味があったのか。何の価値があったのか。

経済産業省の対策が発表されて3日。
一向に要求は満たされていない。

JRの在来線は仙台管区で全線不通。
バスもほとんど走っていない。
移動手段は?徒歩?自転車?
自分一人が通勤するとかなら、まぁ実際そうしているし満足ではないものの不便はない。
だが、遠隔地への手伝いとか、物資支援とか、ちょっと離れたところに行くのにはどうしたらいいのだろうか?!

まず不安だから「とりあえず」ガソリン入れるとかやめろ…。
お買い物が不便だから「とりあえず」ガソリン入れるとかやめろ…。

そして、この惨状を肉眼で見たわけでもねぇのに「満足されている」とか思い込むのを即刻やめろ!!!

一体何日間、何週間、何ヶ月避難所で戦っている人間を放ったらかしにしたらいいんだ?!

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突然大地がうねったあの大地震から早いものでもう1週間が経ったらしい。
思い起こせば1日1日は苦しかったが、今この地点に立ってみると早かったなと感じる。

この程度の苦しみでそう書くと、特に原発で文字通り頑張っている人や家が流されてしまい安心出来ない人達に怒られそうだが、今現在の私も比較的軽いとはいえ苦悩しているので許して欲しいと思う。

地震発生時、港の屋外に仕事で立っていた。
始めは随分と大きい地震だなと思ったが、次第に振幅は増していき視界が揺れて不明瞭になってくる。
すると直立することが困難になり、異常事態を認識した。
揺れが収まると同時に施設からは大勢の人がどっと出てくる。2呼吸おいて飛んでくる無線。
「非常事態、非常事態。―――に避難させますが……」
現場では正午を回っており、イベントの内容が食べ物の祭典だったため、徐々に退場していく客が増え始めたところだった。
空は曇り始め、寒くなってきていた。
避難誘導のマニュアルに従い、施設から全ての人を出す。
その後、津波の恐れがあるとして隣の施設へ誘導するが…
何人もの人が駐車場へ向かい、自家用車で逃げようとしていた。
その度に我々は彼らを呼び止め、安全な避難所を案内する。
もちろん強制はできないので無理強いはできないのだが、業務として、人として人命を優先した案内をしつこくする。
それが、津波のやってくる直前まで続いた。

我々は生身だし、いつまでも案内に従ってくれない人に構っては居られない。
普段ならもっとしつこく行くところだが、今度は自分たちの命が懸かっている。
引き際を見計らい、退避した。
直前に逃げ出した人は助かったのか分からないが、道は渋滞していたし、南北方面でなく西に逃げ延びたことを祈る…。

その後も避難所での業務は続く。
避難者の誘導、施設職員との連携、安全区画の確保等…。
電気は来ないし、情報は錯綜、避難者がパニック状態で手に負えなかったり…。
でも意外に「コアラのマーチ」は腹に貯まるらしい。


そんなことがありながら、やっと帰ってきたマイホーム。
思った以上にキレイでよかった。モノは床に置くに限るなぁと実感した。
帰ってきた時間がもう日暮れ時だったので、早々に片付ける。
電気が来ていないと知っていたためだ。

夜になり、ローソク生活。ごはんは会社からもらったお菓子。
すると、電力会社が頑張ってくれたからだろう、ローソクが1本燃え尽きる前に電気復活。
非常に助かった。水も辛うじて出ていたし、恵まれているなと感じた。

次の日にはネットが繋がるようになり、情報を友達らに提供する手伝いを。
正直なところ、あんまり役に立っているような手応えはなかったのだけれども、自分にできることはそういったハブ的な役割だろうと思い、根気よく続けていた。


現在。未だに友達の一人と、祖父母の行方が分かっていない。
来週からは復興に関係するような仕事もあるらしいという噂だし、身内を案じてじっとなんてしていられない。
誰かのために何かしたくて仕方ない。
あの時…車を乗り換えようと考えていた時……2tトラックにしておけば良かった……orz

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あのプレスリリースはないだろう?!
と思った。

要するにあれでしょう?
サンタさんに、「ホントはPSPじゃなくてDSが欲しかったのに…。あとポケモンも。」
って25の朝愚痴る子供と同じってことでしょう?

されたことはないけれど、地味~に効いてるハズなんだ、サンタさんがそれ聞いたら。
だって、ガッカリでしょう?!

あの文面、簡単にすると、
「ランドセル、ありがとうございました。でも現金のほうが良かったな…。あと名前も。」
ってことでしょう?

礼ってものを弁えてない!
そんな大人の皮を被った子供が世の中動かしてるから、変な世界になっている。と、少なくとも日本では思うね…。

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なんかネタを忘れちゃいますね?


先日のこと。
一面を見て私は戦慄したのです。

「(新型インフル)フェーズ4へ」

みたいな見出しに。



インフルってなんだ、と。
インフルですよ?influ。

中学生か?!っての。
ジャーナリストのセンスもとうとうここまで来たか、と思わず戦慄いてしまったわけですよ。
というのも、私が中学生の頃にインフルエンザで欠席した子がいて、それを知ったクラスのムードメーカー的存在の女の子がインフル、インフルと連呼していたことを思い出してのことでして。

ちなみにその当時、英語の先生に教わったこと。
英語ではインフルエンザのことを「flu」(フルー)と略すことがある、とか。
やっぱり変な感じはするんだけど、こっちの方がまだセンスの良さを感じますでしょう?

そこで私はインフルエンザの略称を次のようにしたらいいと思うんです―――

「エンザ」、と。

そうしましたらね、此度の「新型インフルエンザ」、略すと―――

「新型エンザ」、になるワケです。

「インフルエンザ」(七音)=「新型エンザ」(七音)、というように見事な語呂ではありませんか?!

―――――てなことを友人に申しますとはいはい、と軽くあしらわれてしまうわけで。
そんな細かいことを気にするのはA型人間であるお前だけだ、と一蹴されてしまうわけで。
しかしながら「インフル」はあんまりだといくら唱えたところで、どこもかしこもそう認知されてしまった以上もう一個人ではどうしようもないわけで。

結局どーでもいい話に成り下がってしまうわけですね。
絶望した!厨房語を日本の標準語にしてしまう日本人たちに絶望した!!

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今日の日本はこの話題で持ちきりだと思う。

WBC、日本優勝。

私は別段野球が好きというわけでもなく、かといって毛嫌いするほど嫌いでもない、観戦すればそこそこに盛り上がれる、野球においてはそんな一般性を持った立ち位置にいるわけだが。
それでも今日の試合は凄かったと思う。

「野球は九回裏から」

なんて言葉もあるくらいだが、日本のプロ野球を見てても九回から持ち直す試合なんてそうそう無い。
まして(大体)野球のワールドカップだ。あまり期待はしていなかったのだが…。

報道ではキューバに二回も勝ったと言うし、これは?!と思わざるを得なくなっていった。
そして今日、リアルタイムで試合を地デジで見るに至った。


なんといっても、イチローの業。
2アウト、2ストライクという過酷な状況の中、見事にランナーを帰してやったのだ。
「背水の陣」とか「四面楚歌」といった感じ。…でもなかったようだ。
そんな環境においても自分の集中力を失わず、冷静に、役割を成し遂げたという風に見受けられ、決して追いつめられることで自棄によりなんとなく結果が出せた、ということではなかった。

まさに武士の心が宿っている、その人だと強く感じ、そして私は感涙した。
一発必中を偽らないそのメンタリティ。
その心に追いつくだけのヴァイタリティ。
MLBで磨かれ鍛錬され続けるテクニック。
そんな心技体が研ぎ澄まされた人なのだと今更ながらに感動したのだ。

日本には佐藤さんに継いで多い鈴木さんだが、あの鈴木さんは只者じゃない…。

今の私では、勝てそうに、ない…。

戦国的な時代だったら、多分鈴木氏が天下統一だろう…w

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プロフィール
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sellith
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37
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誕生日:
1986/07/21
職業:
吟遊詩人
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